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Britty woman

イギリス生活の楽しいこと全般! 主にライブレポートや英国内旅行、ロンドンでの遊びについて。

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マンチェスターでミュージック・トレイル♪

こんにちは!今日はマンチェスターのことを書きます。7月末に「Worker Bee Weekender」というプレスツアーに参加させていただいて、初めてマンチェスターへ行ってきました!

マンチェスターに行ったら絶対にやりたかったこと、ミュージック・トレイル!私が思う「マンチェスターと言えばココ!」という場所を、ツアーアクティビティの合間に、できる限り訪れてみました。


┃FAC51 Hacienda

その解体後にできたアパートメントを見て来ました。
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この名前を見つけた瞬間、「うおーーー!!」って心の中で叫んだね。そして感慨深くもあった。ナイトクラブ時代のハシエンダに行ったことは、もちろんないです。映画やテレビ番組、当時を体験した人たちのインタビューを通してしか、その様子は知りません。数々の名だたるミュージシャンがプレイして、新しい音楽に狂ったように踊って、とんでもなく賑わっていて、かつては世界の中心みたいな場所だった。ファクトリー・レコードの興亡や銃とドラッグの氾濫も欠かせない要素。ここで起こったことを思い返したり、想像したりしながら、周囲を見回して建物沿いを歩いていると、なんかドキドキというかゾクゾクというか、そういうものが込み上げてきた。嬉しいような悲しいようなモヤモヤした気分にもなった。

建物の裏に回ってみましょう。

伝説のナイトクラブとしてのハシエンダの歴史が刻まれています。
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こういうのが全部で10枚くらいありました。

伝説のクラブを創り上げた、伝説の人物も。
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ファクトリー創立者のひとり、故トニー・ウィルソン。

マッドチェスター、ファクトリー、ハシエンダの世界を覗いてみるなら、映画『24 Hour Party People』がオススメです!はい、タイトルはハッピー・マンデーズの曲名から取られています。すごく面白い映画だなと思って、何度も楽しんで観ています。キャストも最高ですね。あと、ちょい役で出演しているゲストたちもすごすぎる。

この映画のファンとしては、「ここ映画で見た気がする!」っていう雰囲気の場所もハシエンダ周辺で見ることができて、とっても楽しかった。
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┃The Epping Walk Bridge

ここです!

Best_of_Joy_Division
アルバム『The Best Of Joy Division』のアートワークに使われた場所。

こちらの橋、Google Mapで検索しても出てきませんでした!困ったなぁ…。Uberの運転手さんに聞けばわかるかなと思って、まずはUberを呼んでみた。運転手さんに橋の名前を告げ、ジョイ・ディヴィジョンで有名だよとかマンチェスター大学の近くらしいよとか説明したが、彼も「?」の様子だった。マンチェスター大学の近くにEpping Streetがあるということで、とりあえず行ってみた。

向かっている途中、歩道橋がいくつか見えました!

運転手さん「ここだろ!」
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いや絶対違うだろ!!笑

少し先のほうに、もっとシンプルな橋を見つけたので、運転手さんを置いて、自力で走って近づいてみた。

あった!!

私が橋を撮影していると、ファンのグループが声を掛けてきてくれたんです。
男性A「お前は橋が好きなんだろ?」
私「(へ?)」
男性B「Joy Divisionファンなんだろ?」
女性「(ニコニコ)」
男性A「いや、橋だろ。」
私「Joy Divisionファンです。」
男性A「お前最高だな。」

そんな流れで、3人が橋の上でポーズを決めてくれました。すると、たまたま1人の若者が通りかかりました。お姐さんが彼を呼び止めて、立たせました。最高だな。楽しいひと時でした♪

▶行こうと思っている方々へ
Uberでの行き方ですが、「Epping Walk Bridge」で通じれば問題ありませんが、ダメだったらPoynton Street(ポストコード:M15 6PM)で降ろしてもらうと良いでしょう。さらに言うと、Poynton StとUpper Medlock Stがぶつかるところ。そこから見える歩道橋が、Epping Walk Bridgeです。橋を渡った先にはマンチェスター・メトロポリタン大学のBrooks Buildingがあって、モザイクっぽい柄の大きな建物で目立っています。
バスでも行けそう。86番もしくは141番のバスに乗って、Birchall Wayっていうバス停で降りると、とても近いはずです。でもマンチェスターはUberが捕まりやすいし、価格も安いので、Uberで行くのもありだと思います。

せっかくなので、Joy Division関連映画のトレイラーも載せるね!

『Joy Division』


『Control』



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┃Salford Lads Club


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残念ながら、中に入ることはできませんでした。思い切ってノックしてみたけど、応答なし。まあ、ここに来られただけでも良いか!
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ここへのアクセスも、Uberが良いかな。私はEpping Walk Bridge→Salford Lads Clubって回ってもらいました。

じゃあThe Smithsの映画も!
『England Is Mine』

今年公開された映画ですね。モリッシー役を務めるのは、話題の映画『ダンケルク』に出演したJack Lowden。


・・・・・・

私が今回の旅で参考にしたのは、英国政府観光庁のブログのこちらの記事です。いろんな場面で、きっと「お~」って言っちゃう。詳しいエピソードやSalford Lads Clubの中の様子がご覧になれます。

まだまだ行きたいところはありましたが、今回は以上の3か所!これだけでも素敵な体験をしたような気分です。楽しかった!!!!!


・・・・・・

プレスツアー記事は英国政府観光庁のブログBritain Parkにも掲載していただいています。
マンチェスターは働き蜂の巣!?
マンチェスターの夜の遊び場
まだまだ続きます。どうぞよろしくお願いします!


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【フェスレポ】OnBlackheath 2017:The Libertines, VANT

はしゃぎすぎたせいで、筋肉痛がきているよ!

まずは、どうでも良い話をさせてください。会場へ向かうときに、ちょっとしたハプニングがあって、予定よりも1時間半ほど遅れて到着しちゃいました。自業自得なんですけどね。楽しみ過ぎて、注意力が散漫していました。

本来の行きルートは、Kilburn駅(ジュビリー・ライン)→London Bridge駅(ナショナル・レイル)→Lewisham駅。最初の電車で、本日ヘッドライナーのThe Libertinesを聴いていました。「You're My Wateroo」でうっとりしていたら、London Bridge駅よりも手前のWaterloo駅で降りてしまいました。なんかスイっと行ってしまって。同じホームで次の電車を待って、乗って、今度はちゃんとLondon Bridge駅で降りたのですが、次はナショナル・レイルで全然違う長距離列車に乗ってしまいました。気が散り過ぎ。うおー、通り過ぎたぜー。緑が多くなってきたぜー。ここどこだぜー。ノンストップでおよそ20分が経過。謎駅に到着して、折り返しの電車を20分ほど待ちました。車内で「チケット確認しまーす」ってスタッフが現れたときは、ちょっと焦りましたね。今日のビール代が~‥って。でもスタッフが優しくて、事情を説明したらスルーしてくれました。今日も良い日だ!!♪

会場に入って、今日もまずご飯。ブラックヒースのフェス飯はやる気あると思う!ワイト島と同じくらい、ご飯を楽しめました。よく食べた!

・・・・・・

この日最初に観たのは、KT Tunstall!スコットランド出身のお姐さん。代表曲は「Suddenly I See」かな?映画『プラダを着た悪魔』のオープニングに使われている、あの曲。「Black Horse and the Cherry Tree」も人気ですね。ブラックヒースでも歌っていて、『Later... with Jools Holland』(BBCの音楽番組)に初めて出演したときに披露したんだよ!ってコメントしていました。この番組がまた超面白いんだ!話し出すと止まらなくなりそうなので、やめておこう。KT Tunstallは、安心してさら~っと聴けるところが好き。野外で聴くと、より気持ちが良いなと思った!

次はJake Bugg!を、最初の4曲のみ。いやー、Jake Buggを途中で抜けるなんて、やっぱり後ろ髪を引かれる思いはあったな。だって、Jake Buggだもん!
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でも他のステージでめちゃくちゃ観たいバンドが始まるし、ジェイクはヴィクトリアスでも観たし!ってことで、気持ちを切り替えて、ウキウキしながら別ステージへ向かいました!

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┃VANT

まず驚いたのは、ボーカルのMattieが髪を切っていたこと!
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小奇麗な好青年風になっている。雰囲気全然違うけど、相変わらずカッコいいね!ちなみに、金髪だったベーシストは黒い坊主に。ドラマーとギタリストは逆に髪が増え(伸び?)ていたので、なんか面白かった。

あーーーーーーーーーーーーVANTを選んで、観て良かった!ホント好き!!何が好きかとか語り始めたら長くなるので、今回は一言にとどめておく。全部好き!

VANTを観るのはこれで4回目。今回のライブで感じたことは、まず、演奏がすごく上手かった。磨きがかかった気がする。同じ楽曲をどのペースで何回繰り返しているかは分からないけど、ライブやフェスを相当な数こなしているよね。でも「慣れ」というか、そういう平坦さは一切ない。聴いていてビックリするくらい、うま(上手)!って思った。あと、器がデカそうとか、頭が良さそうとか、そんなことを感じる瞬間も何度かあった。
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VANTがメインのライブだったら、観客が勝手に盛り上がるし1曲目からテンションMAXってかんじだけど、ブラックヒースでは、そうではなかった。だけど、VANTは盛り上げ上手だね!早い段階から色々仕掛けてきて、会場を沸かせてくれた!

最後はいつもどおりにダイブをキメてくれました!
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みんな嬉しそう!

彼らにとっても、このフェスが今シーズン最後。ツアー真っ最中ですが、今年ロンドンでやる予定は今のところなし。単独行きたい!


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┃The Libertines
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とりはだ。

ブラックヒースで1番の歓声だったんじゃないかな。すっごかった!歓声で、さらにとりはだ。

登場してもっととりはだ!
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ピートがロングコート着てたのもツボ。

脱いだけどね。
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二人とも酔いしれてるね。

ブラックヒースは観客が大人しいフェスだな~と思っていたけれど、リバティーンズではさすがに暴れていましたね。私もだいたいずっと飛び跳ねながら熱唱してた。超気持ち良かった。

途中2曲くらい演奏がしょぼいっていうか、音が薄すぎて、ポカンとしてしまったときもあったけど(笑)あれは何だったんだろう。まあいいや。

とっても嬉しかったのは、バンドで演奏しているYou're My Waterlooを聴けたこと。

すべての演奏が終わって、ピートが仰向けに寝っ転がった。そこにゲイリーが覆いかぶさり、さらにカールもダイブ。カールがジョンを手招きして、ジョンも乗っかる。脚や腕が絡み合ってて抜け出せねー!みたいな寸劇があった。立ち上がると、最後はみんなで肩を組んで、サンキューって。ピートは満面の笑みだったし、ライブ中も、ソロのときより生き生きして見えた。

- setlist -
01. Time For Heroes
02. The Delaney
03. Barbarians
04. Heart Of The Matter
05. Boys In The Band
06. The Milkman's Horse
07. You're My Waterloo
08. Gunga Din
09. Can't Stand Me Now 
10. Death On The Stairs
11. Fame And Fortune
12. What Katie Did
13. Anything But Love
14. Tell The King
15. The Good Old Days
16. Music When The Lights Go Out
17. The Boy Looked At Johnny
18. Don't Look Back Into The Sun

めちゃくちゃ楽しかった!とんでもなくカッコ良かった!!
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ホットドッグを買って、食べながら帰りました。
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ああーーーーーーブラックヒース最高だったー!!!!!!!!!!

今年のフェスシーズンは終わり。また来年!!

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