イギリスの名探偵と言えば、まず誰を思い浮かべますか?アガサ・クリスティー小説の登場人物や、ソーンダイク博士やブラウン神父など、イギリスには数多くの名探偵が存在しますね(英国ミステリー最高!)。中でも抜群に人気で有名なのは、やはりシャーロック・ホームズではないでしょうか。
私もシャーロック・ホームズが大好きです。原作がベースとなって作られたBBCドラマ『Sherlock』も大好き。シャーロックスという若手バンドもアツくなってきましたねぇ。
その大好きなシャーロック・ホームズをテーマにした面白いアフタヌーンティを見つけたので、見つけた数日後に早速行ってきました!
じゃーーーーーーーん
もう楽しーーーーーーーい!!小道具いっぱい。遊び心をくすぐるね。
スパークリングワイン付きのアフタヌーンティにしました!
かんぱーい♪ アルコールは、スパークリングワイン以外にも、オリジナルカクテルを追加注文することができます。
肝心のお茶はと言いますと、紅茶はなんと20種類も用意されています!
まずはサンドウィッチが運ばれてきました。
ケーキスタンドではなく、フォトフレームでサーブされました。こちらのプレートは小説のタイトルに基づきThe Sign of the Fourと名付けられ、さらに乗っているティーフードにもシャーロック・ホームズにちなんだ名前が付けられていました。サンドウィッチを右から、続けてバーガーとパイについて説明するよ。
Yoekshire Favourite's son - 具はヨークシャーハムとチェダーチーズで、パンには「Branston(ブランストン)」のピクルスが練ってあります。ピクルスの具材はオニオン、ニンジン、ルタバガ、カリフラワーで、味付けは甘じょっぱくスパイスが香って美味しいです。結構気に入っていて、ハム&チーズのサンドウィッチには欠かせなくなっている。イギリス産のBranstonブランドは、何年か前に日本のミツカンが取得したことでも話題になりましたね。
The Five Orange Pips - 具はスモークサーモンで、オレンジフレーバーのホースラディッシュが効いています。ツンと来て、さっぱりいただけるかんじ。パンはチョコの香がほのか~~~にして、プンパーニッケルみたいなかんじだった。
Study in Scarlet - 具はキュウリで、ミントが香るクリームチーズが塗られています。パンに味で特徴を感じなかったけれど、色がいいですね。スカーレット感出ています。
Hound of Baskerville - ローストビーフのバーガー。イングリッシュ・マスタードが効いています。
Baker Street Pie - 中には、エールを使ったグレイビーソースで味付けされたチキン。ほろほろ。
全部美味しかった!あっという間にペロリ^^
次はスコーンとケーキが登場しました。
スコーンは3種類もあって、プレーン、レーズン、チョコチップ。イチゴのジャムとクロテットクリームでいただきました。ケーキは5種類、これらにもそれぞれ名前が付けられていました。
221B Macaroon - 25年もののスコッチが香る贅沢なマカロン。マカロンあんまり好きじゃないけど、これは美味しいと思って食べられた。今までで一番好きだった。
Moriarty's Bomb - コーヒーとクリーム系リキュールのベイリーズ(アイリッシュ・クリーム)を使ったチーズケーキ。ヴィジュアルもボムっぽさがあるし、食べてもボムっぽさを感じた。粒が口の中でパチパチ弾けて面白かった。
Watdon's Moustashe - スタウトケーキにワトソンのひげが乗っている。ひげはきちんと手入れされていないかんじに見えますね。
Mrs Hudson's Pudding - スティッキー・デーツ・プディング。定番のお菓子ってかんじかな。蒸しパンみたいにふわふわした食感。
Sherlock Holmes Smoky Cigar - 葉巻風の生地の中に殻のような薄いチョコレートがあって、さらにその中にスモークしたキャラメルのムースが入っています。
私は甘い物が得意ではないので、少しずつ味見するかんじでいただきました。残してしまったティーフードはお持ち帰りできます。
アフタヌーンティはそれだけで十分写真に収めたくなる光景ですが、面白いテーマがあり、小道具がたくさん用意されていたので、写真を撮るのがとても楽しかったです。友達と撮り合って遊ぶのもすごく面白かった。帽子は当然被る。そしてルーペを覗いたり、パイプ吹かしたり、バイオリン弾いたり。
ティールーム自体はシンプルで清潔感があり、品のある内装でしたが、気取り過ぎないかんじで、アフタヌーンティをカジュアルに楽しめます。カジュアルさを後押しするようにBGMはUKポップが中心に流れていました(笑)
==ここだよ==