kinosings116

Britty woman

イギリス生活の楽しいこと全般! 主にライブレポートや英国内旅行、ロンドンでの遊びについて。

Apollo

28 11

【ライブ】Jack Garratt @Hammersmith Apollo 24.11.16

JB以来のApolloです!今回はJG!
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前回のJack Garrattはフジロックで観ましたが、度肝抜いたよね、あのときは。今回も見事に圧倒されてきました。
何にそんなに圧倒されたかって、音楽的なパフォーマンスはもちろんですが、それに加えて彼のおちゃらけ具合には驚かされたよ!よく喋るねー(笑)1曲終わるごとに2分くらい話してたような気がする。しかも面白かった。

JG:CDやアナログ盤を買ったりオンラインで購入してダウンロードしたり違法にダウンロードしたりして俺の音楽聴いてくれた?
:(笑いとともにYESの意味で大歓声があがる)
JG:何でもいいけど聴いてくれて本当にありがとう!どんな手段でも、聴いてくれるならマジで何でもいいんだ。ありがとう。
:(大歓声と拍手喝采が巻き起こる)
JG:で、今日アナログ盤買って帰ってくれる人はいる?
:(爆笑)

こんなかんじで、超笑わせにきてたよ!フジで観たときもお茶目な人だなぁとは思ったけど、今回私が観たJackはコメディアンとしても出来上がってた(笑) 超かっこいいライブミュージックとスタンドアップコメディがセットになったような、妙なお得感満載のライブだった。

5曲目あたりだったかな?Jack(自称生まれつきのバカヤロー)は面白いゲームを始めました。有名曲のイントロを演奏して、観客が盛り上がったところで演奏を止めて、観客が残念がる様子を見てニヤニヤして楽しんでいました。Destiney's Child - Bootyliciousの"can you handle this?"の部分だけ歌って止めたり、 Nirvana - Smells Like Teen Spirit, Survivor - Eye Of The Tigerのイントロのドラムを超かっこよくキメて止めたり。

話している方の印象が強すぎてセトリ全然覚えていないけど、全部で10曲くらいだったかな?

JGが「次がラストソングだよ。アンコールとかやらないから、これがマジで最後!皆どんなタイプの曲がいい?」と言って、観客に2つの選択肢を与えてくれました。「ひとつめは、Fucking guitar, fucking drums and fucking んにににに‥ってかんじの曲」と。ファイティングポーズのように胸の前で拳を握りしめて「んにににに」って言ってた。「ふたつめは、Fucking guitar, fucking drums and fucking んにににに‥って感じの曲と、ピアノがきれいな曲の2曲を演る」。多数決により後者に決定。

ラスト2曲の始まりには、素敵なサプライズもありました。最近彼女と婚約して、その彼女が会場にもいるんだよ、エヘヘ♪ って!今回のUKツアーでは毎回、My House Is Your Homeという歌を彼女のために歌っていて、今日も彼女に捧げるよ、と言って情熱的でロマンチックなピアノと歌声を聴かせてくれました。やるやんJack!!!!!!
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歌もギターもピアノもかっこいいけど、やっぱりドラム叩いているときが超かっこいいな!!日本へお越しの際は、ぜひとも和太鼓に挑戦して欲しい!めっちゃ似合うと思うんだけど‥!
Jack Garrattって凄いな。凄すぎて笑えてくる。凄まじい。またライブ観たい。

最後にひとつ‥

自分のマーチャン身につけてる人、ひっっさびさに見た!!しかもTシャツとキャップ、2つも。いろいろ最高!
3 11

【ライブ】James Blake @Hammersmith Apollo 01.11.2016

James Blakeだよー!Apolloだよー!わーーーい!!
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フジロック2016から約3か月。はやくも今年二度目のJames Blakeをお目にかかることができました。しかもロンドンで。。幸せ一入。本当に本当に嬉しい。 

Apolloキレイ!ステージを背にして客席側を撮影 
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2フロアあって、2階はスタンディングと座る席があります。ストールはオールスタンディング。前後で高低差があるから後ろの人も見やすそう。後方にはバーが2つもあります。ここのバーで働いてる人、ライブ観られるじゃん!すごい!
バーはここ以外にも、エントランスホールと2階のロビーに、合わせて5か所くらいあったかな?トイレの数も多そうで、全然混んでなかった気がする。行ってないからわからないけれど。
エントランスホールには物販やクロークもありました。クロークはここもやはり£2.00/itemです。 
また、建物内への飲料と食品の持込みは一切禁止のようです。買いたてのペットボトルも、ポッケに入ったビスケットも、入口ですべて捨てる羽目になるのでご注意を。

最前列(イェーイ♪) を確保して待機。

まずはサポートアクトMark Pritchardが登場。JamesのUKツアーに同行しているようです。
ステージ中央のDJセットへ、片手でキャリーケースを引き、もう片方の手には瓶ビール2本を持って現れました。キャリーケースから予備であろうマックブックを取り出し、床に置きました。他に何が出てくるわけでもなく、そそくさとプレイし始めました。おもろいやないか。
神秘的で壮大な天国っぽい曲で始まったな~と思ったら、次第に暗黒っぽい音楽になるとともに不思議な映像を流し始めました。映像が本当に奇妙で、なんか面白かった。例えば、巨大な黄色の立方体が山に迫るようにして浮いている、、とか、緑が広がる大きく広い山の谷間があって、そこにフィットするように巨大なピンクの四角錐体が浮いている、、とかね。大自然と無機質な人工物の組合せが奇妙というか、なんか怖くなった。そういう映像が何パターンかあって、初めの15分くらいは楽しかった!でも1時間以上はちょっと辛かったぞ(笑) 出だしはホント楽しかったんだけど!
日を置いてまた聴いてみよう!

終了後すぐに主役のセットが姿を現しました。
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尊い。

ほどなくして会場暗転。それと同時に客席から割れんばかりの歓声が上がりました。

James登場
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歓声がボリュームアップ。聞いたことないほど爆音の喜びに満ちた叫び。冗談抜きに天井吹っ飛ぶんじゃないかと思った。

Alwaysでスタート。ここからはひたすら写真貼ります。
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音楽だけでなく、美しく品のあるたたずまい、歌っているときに見せる艶っぽい表情も好きです。
話すとお茶目なところも好きです。そして果てしなくhumble。
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バンドの2人にめっちゃ感謝していたよ。そしてファンにも。アルバム聴いてくれてありがとう、ライブ観に来てくれてありがとう、ロンドンに戻ってきて演奏していることが凄く幸せだ、本当に本当にありがとう。あともうひとつ、照明すごいよね?って言って、会場にいる人全員に感謝していたよ。

最後の曲は「父の歌のカヴァーをやるね」と言ってThe Wilhelm Screamを演奏。オーディエンスも熱唱。彼の歌声と才能と清らかな想いと、あの会場の一体感。素敵なものに包まれて、目に涙がにじみました。

演奏が終わって退場するときも、深く、深く、お辞儀をして去っていきました。

アンコールで再び登場。完全なるソロ。
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アンコールは2曲。まずはA Case Of You。歌い終わったあと「もう1曲やってもいいかな、みんな時間大丈夫なら」とJames。観客から歓声と拍手喝采が上がると、Jamesが「あと30分くらいやりたいなぁ(ニコニコ)」と言って会場を笑わせていたよ。
2曲目はMeasurement。鳥肌が立つほど美しかった。曲の終わりが近づくに連れて、少しずつ照明が落ちていきました。闇に近いほどの薄明りの中、酔いしれながら演奏している姿が、いかにもJamesだった。自身で重ねた美しいコーラスを残したまま、また深くお辞儀をしてステージを去りました。
出だしの狂った歓声とはまた別の、重みと温かみのある歓声が沸きました。

James Blake好きの男子必見の彼のファッションは、上からデニム調のチュニック、ダークグレーのレギンスパンツ、ドクター・マーチンのヴィンテージ(ボルドー)っぽい靴でしたよ!

特に歓声が熱かった曲は、Life Round Here, Voyeur, Timeless, Limit To Your Love, I Need a Forest Fire, Retrograde。あ~やっぱりライブ最高だな~。思い出すだけで気を失いそうになる。

ライブを観るたびに好きになっていく。James Blakeの虜です。
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