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Britty woman

イギリス生活の楽しいこと全般! 主にライブレポートや英国内旅行、ロンドンでの遊びについて。

V&A

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【展示】Pink Floyd: Their Mortal Remains @V&A Museum

5月にオープンしたばかりのピンク・フロイドのエキシビションへ行ってきましたー!

オープンする週に行こうと思っていたんだけど、チケットはあっという間に完売!2週目も空きスロットがほぼなかったし、それ以降も毎日勢い良く売れているみたい。チケットの売れ行きだけですでに、ピンク・フロイドってすごいんだな~って、当たり前のことなんだろうけど、しみじみ思ってしまった。
私は以前、ロンドンの音楽グッズショップで働いていました。PFグッズを買いに来るお客さんはす~っごく多かった。PFについて熱く語っていくかた、自分のコレクションを自慢していくかた、海外からグッズを求めて足を運んで来るかたなど、熱狂的なファンにたくさんお会いしました。もともと私もPFに好きな曲は結構あったけど、こういう人たちに会って、PFの魅力をもっともっと知りたいと思うようになった。このエキシビションがオープンする日を、めちゃくちゃ楽しみにしていた!

私は5月23日14:15入場回、20分前にV&A到着~
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博物館の前には長い列ができていました。何事かと思ったら、セキュリティがかなり強化されていて、入館するまでにすごく時間が掛かっていました。並んだ時間は約19分。セキュリティをクリアして、Room36(エキシビション・スペース)へとダッシュ。こういうこともあるので、時間に余裕を持って到着したほうがいいですね!

Room39の受付でチケットを提示します。ヘッドフォンを貸してくれるので、それを装着して部屋へと進みます。部屋を移動したり、展示物の前に立ったりすると、それにまつわる音楽やコメントが流れてきます。展示物は350点を超えており、この数だけでもかなり圧倒されるうえ、ヴィジュアル+オーディオで超絶濃密なツアーです!

こんにちは!!!!!!
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入口からすごいインパクト!
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さて、部屋に入ってまず目に飛び込んできた黒いヴァン
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PFの前身バンドであるティー・セットが、ツアーの移動で初めて使用したヴァンのレプリカ。当時£20で購入したらしい。車体にペイントされた1本の白いストライプは、バンドのメンバーで描いたんだって。
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ブルーの紙は、PFオリジナルメンバーのシド・バレットがガールフレンドへ宛てた直筆の手紙。

ヴァンの中はまるでトンネル
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ここを抜けるといよいよ、ピンク・フロイドという壮大な世界への旅が始まります。

展示は時系列になっていて、デビューした1960年代からスタートし、その後およそ50年の歴史をたどっていきます。

うわーーーーーUFOクラブ!!
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ここは1960年代、LSDがまだ合法だった時代。なんてサイケデリックな空間。
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装着していたヘッドフォンから音楽が流れた。これもまたサイケデリック・ロックなインスト。脳みそ溶けないか心配。。あまりのかっこよさに音量上げまくって、音楽にノリながらじっくりと見て回った。
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イギリス定番の電話ボックスが、オリジナルのペインティングになって登場。あちこちに設置されていて、時代背景がわかるようなものが詰まっている。
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ピンク・フロイドのファミリーツリー
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これまだ下の方にも続いてる。王室…?

私はこのサイケ部屋だけで30分も使った。

続いての部屋はめちゃくちゃ広い空間で、1960年後半-1970年前半にかけてのピンク・フロイドが詰まっている。デビュー・シングル『Arnold Layne』から脅威の売上げを叩きつけた『The Dark Side of the Moon』まで。
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DSOTMコーナー
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4,500万枚を売り上げた。毎週7,000枚を売り上げた。17年以上ビルボード200に君臨した。そんな奇跡のアルバムのためには、別室も用意されていた。
3DホログラムのDSOTM様が光を放ちながら回転しておられた。
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The Great Gig In The Skyの女性ボーカルが入っている部分が流れてきたときには「うわ~~~↑↑↑」ってなった。

お次はこちら
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PFのテクノロジーにおける進化・革新といった要素や、数々の楽器やエフェクター類を楽しめます。
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体験型のコーナーもありました。
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PF代表曲の1つ『Money』を、こちらのミキサーでいじくり倒せるというお楽しみ。操作した状態のMoneyがヘッドフォンに流れてきます。これは子どもからシニアまで楽しんでいましたね。

コミック。
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『Wish You Were Here』部屋
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アンチ・ピンク出没
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セックス・ピストルズのジョン・ライドンが着ていた「I HATE」のTシャツ。しかし後に、密かに「LOVE」だったことを認めたジョン。おちゃめかよ。

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ここからがまた一層凄まじい世界なんだ…
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そびえたつ『The Wall』と『Animals』。終末感が半端じゃなかった。ロンドン・ダンジョンよりも、こちらのほうが遥かに怖い。私は。でも展示のアイディアは好きだし、貴重な品々は見逃せないので、恐怖に耐えながら鑑賞。

『The Wall』の音楽が嫌いってわけでは全然ないし、好きな曲もあるんだけど、ほんと怖いんだよな~‥
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↓噂のお仕置きツール
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『Animals』は空飛ぶブタちゃんが可愛いくて落ち着く。
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いや、そうでもない。
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エキシビションは終わりへと近づいています。

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『A Momentary Lapse of Reason』
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『The Division Bell』
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エキシビションはいよいよ佳境を迎えます。四角い部屋の4枚の壁すべてにスクリーンが設置されています。
ヘッドフォンを外して座り込み、最後のショーを鑑賞
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爆音で楽しむライブ映像
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この終わり方最高!!!!!!!

このエキシビションで私が所要した時間は2.5時間(笑) あとに用事があったので最後はちょっと飛ばし気味で見て、この時間。すごく面白かったので、マジでもう1回見に来たい。そしてPFをもっとちゃんと聴こうと思った。

エキシビション・スペースを出ると、グッズショップがあります。
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大盛況!!

行きはダッシュしていて気付かなかったけど、帰りに、入口あたりにもPFの展示品があるのを発見。
DSOTMのレコーディングで使われたミキシングデスク。
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アビー・ロード・スタジオのためにカスタムメイドされたもので、たった2つしかないうちのひとつ。ボナムスのオークションに出品された結果、180万ドル(およそ2億円w)で落札されました。V&Aを離れてからは、アメリカのPie Studiosへと渡ります。再び活躍することでしょう!

レコードストアや新聞にもPFPF!!
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(HMVオックスフォードストリート店)
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エキシビションは2017年10月1日まで開催。終わる頃にもう1回行こう。


┃おまけ:チケット購入について
チケットはオンライン(V&Aオフィシャルサイト)で事前に購入できるので、はやめに手配おくことをおすすめします!購入が完了すると、e-mailでPDF形式のeチケットが届きます。これを印刷のうえ持参してもいいし、PDFをデバイスに表示して提示するでもOK。
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【ロンドンガイド】5泊6日の大満喫プランDay3:ジャケ写ロケ地→マーケット→ミュージアム(Glasto展示)→ライブ

Day3は土曜、メニューはこちら
  1. ジャケ写巡り(Pulp - Common People)
  2. ポートベロー・マーケット
  3. V&Aミュージアム(グラストンベリー展示)
  4. パブ
  5. ライブ(American Football @Empire)
この日はロンドンの西側を攻めました!


┃ジャケ写巡り② Pulp - Common People

本日のジャケ写はこちら!
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Frank's Cafeというところで撮影されたよう。

朝からテンションが限界を突破。敬愛するバンドPulpのCommon Peopleのジャケ写ロケ地を求め、「今私たちがロンドンで一番テンションが高い」などと言いながら目的地へ向かい、大興奮で店内へ。紅茶を飲みながら「なんかジャケットの雰囲気と違うね、改装したんだね」と、しみじみ語りました。そして店内で同じポーズを取って撮影を楽しみました。

でもね、友達が帰国してから気づいちゃったんだけど、私たちは店名が同じの、まったく別のFrank's Cafeに行っていたんだよ。そう、私たちは関係ないカフェへ行って、テンション高いだの改装しただの勝手にほざいていました。友達には申し訳ないけど、この事実を知ったとき、私はひとりで爆笑したよ。友達もめっちゃ笑って許してくれた。よかった。友達に至っては、わざわざ新聞開いてポーズ取ってたからなー‥はぁおもろ。 

関係ないカフェでJarvis Cockerを気取る私。
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本物の住所と店名はこちらです。
Frank's Sandwich Bar, Addison Bridge Place, London W4
なお、本物も西側にあり、セントラルやこの後に行くマーケットにより近くなります。


┃ポートベロー・マーケット

こんなマーケットだよ:
世界最大級のアンティークマーケット。アンティーク以外にも、古着、中古レコード、食材、お料理などありとあらゆるものが揃っています。お店の数は約2000、長さにすると1km以上。マーケットのメインの日は土曜で、最も賑わいます。

行き方をざっくりと:
Notting Hill Gate駅から向かいました。駅の改札を出るとマーケットへのサインがあります。道の途中にもサインがあるので、安心してマーケットへと向かうことができます。特に土曜は多くの人が駅からマーケットへと流れて行くので、それに乗っかっちゃえば大丈夫かな、と。

まずはマーケットの入口付近のパブでビールを1杯
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そしてほぼお向かいの古本屋さんへ
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様々なジャンルが揃っています。過去の新聞やフリーペーパー、希少価値のありそうな(?)音楽雑誌も格安で手に入ります。

だんだんとお店も人も増えていきます。
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カラフルな建物が並んでいる様子は有名ですね。うおーポートベローに来たー!ってかんじ。

マーケットはアンティークものから始まります。アクセサリー、家具、地図、レコード、本、食器などなど、めちゃくちゃ幅広い品揃えです。道の途中にはクレープやポテトなどのおやつもあります。続いて食品がメインのエリアになってきます。フルーツや野菜などの食材、チーズやオリーブなどの加工食品、バーガーやパエリアなどのお料理が並んでいます。その後はまた骨董品などが見られます。ところどころにストリートミュージシャンが居ます。この生演奏がマーケットの雰囲気を一段と良くしているよな~♪

マーケットの終着点にあるAcklam Village
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食とライブを楽しめます!

めっちゃ美味いグリルドチーズに出会った‥♡
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これにピクルスを添えて出してくれます。たまらん!

屋台が並ぶその奥には、屋根付きの広場があり、テーブルとベンチがたくさん並んでいて、ゆったり飲み食いして過ごせます。屋内の座席もあります。バーカウンターがあり、カクテルや生ビールが飲めます。

ライブも楽しめる♪
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 私たちはNotting Hill Gate駅まで引き返しましたが、Villageからより近いLadbroke Gloveという駅からも帰れます。


┃ V&Aミュージアム - グラストンベリー展示

いつ見ても美しいV&Aのエントランス
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┃Glastonbury: Lands + Legend
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もっと詳しく見る場合はこちらもどうぞ
http://kinosings116.blog.jp/archives/10947040.html

こちらのエキシビションは既に終了してしまいましたが、V&Aは常設の展示も期間限定の展示もかなり楽しいです!また、同じエリアには大小・ジャンルが様々なミュージアムやギャラリーが集まっていますので、興味のある方はぜひ行ってみてください!雨の日に、はしごするのもいいかも♪


┃ ライブ American Football @O2 Shepherd's Bush Empire

会場近くのパブで軽く飲み食いして、いざ‥
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珍しく2階席(イギリスで言う1st Floor)で観てきましたー!

2階のバーラウンジには過去にプレイしたミュージシャンの写真が飾られていました。
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素敵すぎる。くれっ。

ジントニックをダブルで注文し、席へ‥

サポートアクトのInto It. Over It.
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この日も最高だった。心地よすぎて浅い眠りに落ちた。この人のことすっげー好きになったので、CDとTシャツを買ったよ。 

American Footballもめちゃくちゃよかったーーーーーー!!!!!!熱いライブをみせてもらっちゃったよ!

ボーカルのマイクが観客に媚びない感じも面白かったなー。2階席の方を一切見ないミュージシャン、初めて見たよ。でも彼は初っ端に「普段こんなしょーもないこと言わないけど、俺はここでプレイできて嬉しい」みたいなこと言ってた。私の中でマイクのツンデレ感は増す一方。やっぱりおもろいなこの人。

ラストはNever Meant
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会場内に巻き起こった大合唱は忘れない。愛されてるな、American Football。

この日も大充実の1日でした!
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【展示】Glastonbury : Lands + Legend @ V&A Museum

グラストのチケット発売日が近づいてきたーー!私は毎晩ワクワクドキドキしています。グラストのHPチェックが日課になってる。グラスト2017行ったるでー!!気合入るー!!

HPを見ていたらロンドンのV&A Museumでグラストの展示があると知って、この間早速行ってきたよ!

Victoria and Albert Museum 通称V&AがあるSouth Kensington駅。
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ここにはV&A以外にも、徒歩圏内に観光名所がたくさんある。特に博物館好きの方は是非行って欲しい場所!自然史博物館や科学博物館もあって、どこも規模が大きくて、見所満載で、お土産品も充実していて、とっても楽しいよー!!♪

V&Aの厳かで美しいエントランス。
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このミュージアムはお部屋がいくつもあって迷いやすいので、館内マップをもらって部屋番号を確認して進むのがおすすめです。が、私は適当人間なので勘で適当に進んだ。

グラストの展示へのサイン発見♪
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導かれて無事に目的地到着!
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サインなかったらきつかったな。。

この展示で特によかったもの2つご紹介~

■PYRAMID STAGE:SOUND AND VISION
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約15分間の映像がループして流れている。ピラミッドの中で横たわって鑑賞した。

■MEMORY MAP
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ドラム缶の上に置かれたカードとペン。いつ、誰が、どのエリアで、どんな素敵な出来事があったのかを書き込んで、マップに配置。
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こんなかんじで!素敵!!
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LOVE&PEACE溢れる空間だった!

グラスト見終わって中庭で休憩~
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お天気がよかったので、お庭のカフェで紅茶とサンドウィッチをいただいて、ちょっとのんびり過ごした。いい時間だったな。

グラストの展示は2017年2月まで公開しているようなので、期間中にロンドンを訪れるフェス好きの方は見ていかれるといいと思います♪ V&A自体がめちゃくちゃ面白いので、是非行ってみて欲しい!
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